[本] このコードに明日を生きる資格は無い… 「Cプログラミング診断室」


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リーダブルコードと併せて読んでげらげら笑ってる。

(過去の自分から必死に目を背けながら

 

要は伝統的クソコードの反面教師事例集。だいたい目を通すと「Oh...」って顔になる。

それを著者が丁寧にばっさりディスっていくスタイル嫌いじゃないです。

 

内容的にはC言語のコード集で、しかも元は1993年という、今となってはなじみが薄いものかもしれません。でも別にC言語を詳しく知っていないと楽しめないわけではなく、何らかのプログラムを書いたことがあるなら文法的になんとなくわかると思いますので、だいたい読めると思います。

今の高解像度モニタとかだと2000行オーバーの関数も「厄介だな…」とかで済むかもしれませんが、当時の環境(「画面で一度に見える範囲が25行程度」とある)に思いを馳せると本当に慈悲が無い。

がんばってマクロを定義してPascalライクなCになっているのとか感動すら覚える。

(それに対するコメントは「破門」。)

(オブジェクティブCのことは何も言っていません。)

 

そういうのをばっさりばっさり修正していく、今でいうリファクタリングしていくのがほんとうに楽しいです。そうリファクタリングは楽しいんです。ビフォアアフターみたいなもんです。

ある意味、「リーダブルコード 実践編」とでもいう内容なのかもしれません。

 

個人的にはやはり「最長不倒関数」ですね…昔、2万行overのC#クラスファイルをごりごり削っていったの思い出す…

 

もう中古でしかないようですし、古い本なので電子書籍化などもないでしょう。消えてしまう前に是非。

 

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