Windows、Word・Excelその他Microsoft総合

目次
1 WindowsXPでIDEのモードを勝手に変更されないようにする
2 WindowsXPのWEP設定
3 レジストリについて
 3-1 レジストリを変更して転送モードを設定する
  ・ [参考]IDEの転送モード
 3-2 転送モードを固定し、勝手に変更されないようにする
4 複数ページにわたる画像の印刷

……Windows、Word、Excelまとめて……
(当方WindowsXP、Word2002、Excel2002を使用しています)

1 WindowsXPでIDEのモードを勝手に変更されないようにする
XPでは、計6回のタイムアウトもしくはCRCエラーが発生すると転送モードを勝手に下げてくれます。
迷惑というかお節介なだけです。
正規の手順では、セーフモードでドライバを一旦削除してから再起動、ドライバの再インストールとするべきらしいですがやってられるか。

2 WindowsXPのWEP設定
XPSp1では、WEPキーの設定は16進数のものを登録する必要がある
(例:kagerou->69082625d9e076fcf6e3f88bc2)
ASCII文字か16進数かの選択項目は無くなっている模様

3 レジストリについて
HKEY_LOCAL_MACHINE→ SYSTEM→CurrentControlSet→ Control→ Class→
{4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}
以下あたりが、どうやらIDEに関連しているようですね。
0000以降のどれかがIDEチャネルの設定となっているようですので、
その場で確認してみてください。
ここでは、0001がプライマリ、0002がセカンダリと定義して話を進めます。

3-1 レジストリを変更して転送モードを設定する
レジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE→ SYSTEM→CurrentControlSet→ Control→ Class→
{4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}→ 0001
にある、
MasterDeviceTimingMode
SlaveDeviceTimingMode
の値を変更します。

それぞれMasterとSlaveに接続されたIDEドライブのモードを管理しているようで、
この値を変更してやって再起動することで、設定が反映されます。

・ [参考]IDEの転送モード
()内は上記のレジストリ値で設定する/されている値です
●PIO
IDEインターフェイスにおけるデータ転送方式の一種。
CPUがI/Oポートを直接アクセスして、IDEインターフェイスとデータのやり取りをする。
CPU負荷が高い。

モード0  3.33Mbytes/s
モード1  5.22Mbytes/s
モード2  8.33Mbytes/s
モード3  11.1Mbytes/s
モード4  16.6Mbytes/s (0x10)

●Singleword DMA
IDEインターフェイスにおいて、データを1個ずつDMA転送するモード。
DMAは「Direct Memory Access」の略で、システムのCPUを介すことなく、
デバイスからシステムのメモリ(またはその逆)へのデータ転送を行なう方法。
CPU負荷はPIO転送に比べて低い。

モード0  2.08Mbytes/s
モード1  4.16Mbytes/s
モード2  8.33Mbytes/s

●Multiword DMA
IDEインターフェイスにおいて、複数のデータを連続的に一括でDMA転送するモード。
モード0  4.16Mbytes/s
モード1  13.3Mbytes/s
モード2  44.4Mbytes/s (0x410)

●Ultra DMA
Ultra ATAより追加された転送モード。
Ultra DMAモードのプロトコルは、従来のMultiword DMAモードとは、制御信号の使用方法が大きく異なっている。

モード0  16.6Mbytes/s
モード1  25Mbytes/s
モード2  33.3Mbytes/s Ultra ATA33  (0x2010)
モード3  44.4Mbytes/s
モード4  66.6Mbytes/s Ultra ATA66  (0x8010)
モード5  100Mbytes/s Ultra ATA100  (0x10010)
モード6 133Mbytes/s Ultra ATA133


3-2 転送モードを固定し、勝手に変更されないようにする

1.<スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
2.「名前」に半角で「regedit」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
3.レジストリエディタが起動したら、HKEY_LOCAL_MACHINE→ SYSTEM→CurrentControlSet→ Control→ Class→{4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}→ 0001とキーをたどって開く。
4.<編集>メニュー→<新規>→<DWORD値>と選択。
5.名前を「ResetErrorCountersOnSuccess」とし、ダブルクリックで開く。
6.「値のデータ」を半角の「1」に書き換えて<OK>ボタンをクリック。
7.次に、HKEY_LOCAL_MACHINE→ SYSTEM→ CurrentControlSet→ Control→Class→ {4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}→0002とキーをたどって開く。
8.ステップ4〜6を参考に「値のデータ」を半角の「1」に書き換えて<OK>ボタンをクリック。
9.レジストリエディタを終了させてWindows XPを再起動する。

Windows XP スマートチューニング 第75回より転載


4 複数ページにわたる画像の印刷
Wordでは、ページサイズを超えるサイズの画像を貼り付けると強制的に縮小されるか、ページサイズ分しか印刷されません。
そこでExcelさんの出番ですよ。
Excelで「挿入ー>図ー>ファイルから」を選択し、画像を貼り付けると画像をページサイズに分割して全て印刷してくれます。

……この機能はWordに含めてくれるとページ数が通しで設定できて便利だったのに……

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Last modified: Sun Sep 22 14:16:2 2004