« いろいろと | メイン | »

2005年07月24日

[映画] 鋼の錬金術師 ~シャンバラを往く者~

超ネタバレ。
ものの見事にTV版の続き。
門の向こうとこちら側に離ればなれになったエルリック兄弟の邂逅の物語。

なんだけど、さすがに完結編が二時間程度では済まなかったのか、
ものすごい勢いで物語が展開していく展開していく。
ていうか、えええぇ!? っていうつっこみどころが多すぎてアル意味でも面白いです。うぬ。

一番びびったのは、門の中で取り付いてくる黒い手。
あれ物理的に引き離して突破出来るらしいです。
俺的には、あれはイメージ映像のようなもので実際には「そういう現象」なため、「通過することによって結果が確定する」類だと思っていたのですが、
ロケットで突き抜けて突破突破
しかも突破したときに、憑きまとわれた黒い手の滓がこびりついたまま現出したりして、ますます物理的な現象であることを強調しています。

つまり等価交換も科学技術の前には無意味
流石科学。万能の力です。代償を支払いたくない人類にぴったり。
しかし異界から伸びる手って何かモチーフというかオカルティックなものがあるのかしらん。
Missingといいこれといい、イメージ的に共通してる気がする


そして前作の登場人物で報われないヒロインが一人いる。
ってかウィンリィさん不憫すぎ
エドを待って待って待ち続けて、
見なくてもオートメイルがぴったりなくらいに調整し続けて、
ちょい役程度の登場でポイですか!
エドはほんとに彼女を便利技師としか見てないんじゃないだろーかと疑ってしまう。何の未練もなくおいてけぼり食らわせるし。
そしてそこで聞き分けよくあきらめるし。
ヒロイン的においしいところはアルが総ざらいだし
あの映画ぜったいアルがヒロイン。間違いない。

さらに前作の登場人物で不甲斐ない親父が一人いる
ホーエンハイムさぁぁぁん!
あんた捕まって龍に食われてENDって何したかったんだほんまに。
ミュンヘン側でのキーマンであったのは間違いないんだが、これもあんまりな扱いだと思うなり……
無理矢理伏線回収された気が

映画の新キャラについては、好き嫌いになる前に話が終わってしまったような感じ。
話を追いかける分には必要十分だけど、やっぱ二時間は短いなぁ。
ダイジェストでお送りされてる感じはありました。

でも総じて物語的にはすんなり見ることができました。
13話、26話くらいでもTVシリーズくらいで見てみたかったかもしれない。
あとウィンリィは健気な好い子なのでもっと光を!


まー一番笑ったのは最初スチームボーイとのコラボかと思ったことだな。
シーン切り替わったら絶対スチーム城出てくると思ってた。

投稿者 kagerou : 2005年07月24日 04:48

Twitter

この記事をTwitterでつぶやく

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://scriptlife.hacca.jp/cgi-bin/MT/mt-tb.cgi/124

コメント

コメントしてください




保存しますか?