Script Life 千夜一夜

1/27
別プロジェクトがたいへんなこと(察せ)になっているから手伝えということで
自分の仕事に都合をつけて手伝いに回る

PMの脳内にある仕様を二日ばかりで実装。
仕様書は見てない(無駄なので）

1/31
ちょろちょろと細かいバグ・仕様との不整合を直していたりする。
このあたりで本番機へリリースし、動作確認。

結構でかいシステム （サーバー二機構成）で、上位システムと下位システムと連携を
とらないといけないシステムなんだが現時点でスルーテスト進捗率0%

そりゃ登録部分を二日くらい前にオレが適当に作ってるくらいだからな。

とりあえず動く。でも下位システムとの連携が壊滅的っていうか、
データがおかしい。


そも、重くて動かない
Oracle10でデータ１０００件も入ってないのに。あるぇー？


XMLDB。XMLDBは鬼門


そうこのシステムは画期的なXMLDB(noチューン)で作られていたのだ！

リスト（１０件くらい）表示するのに３秒かかる。
泣きたくなる。
クライアントのSEは「なんとかしてくれないとこまります！」しか言わない
はり倒したくなる。
２月いっぱいはスルーテスト＆バグフィックスと聞いていたのだが相手方はそう思っていなかったらしく
「明日からユーザーが新システムにさわるんです！　どうするんですか！」とかいってくる。
知るかて。

2/3
パフォーマンス調査の結果、どうやらXMLDBからデータを引っ張ってくる部分が
壊滅的に遅いらしいとの結論に到達。
・DB構成が内部表になっているのでふつうに遅い
・XMLデータを展開させると異常なコストがかかる

上についてはＸＳＤ定義の問題らしいが、
それでも下の問題が解決できず、ＤＢのチューンはあきらめ。

最終的に採った方法は「ＶＩＥＷを通常のテーブルで置き換え、ＸＭＬデータ登録/更新/削除時に整合性を取る」ことになった。
かなり泥臭い。でも有効な手だと思う。

方向が決まってからすぐに対応してくれた、協力会社の方々はマジすげぇ。
やるっつっても、そもできるようにプログラムされてないと難しいと思うよー

一応、パフォーマンスは確保できた。
俺の仕事もここまでだと思ってた。