Script Life 千夜一夜　松本軽井沢木崎湖巡礼の旅2005 冬
※この物語はフィクションです。実際の人物、団体および商品名とは一切関係の無いと云うことにしたいのです。

写真撮影：kagerou@管理人、立花氏、Chilrel氏、山茶花氏

02/27 09:27 雪道散策

三日目の朝。
山茶花さんを迎えに星湖亭付近へ行ったとはいえ、
昨日はスキーに行っていたので巡礼らしいことは何もしていない。

それはいけない と思い、でもあまり時間も無いので
出発までの少しだけ、付近を散歩することに。

星湖亭までは近いから、すっかり雪道となった湖畔のサイクリングコースを通って行ってみる。
真っ白い雪の上に、相変わらず謎の足跡。


公園に到着。
やっぱり、一面真っ白の星湖亭と公園は、見慣れていたものとは全然違う雰囲気だ。
ずっと平地暮らしで、雪なんて積もっても二、三日あれば溶けてしまうところに住んでいる俺は、
溶けずに残っているどころか毎晩順調に降り積もっていくという状態は本当に別世界だった。

滑り台上からの木崎湖

そしてとりあえずダイブ

ダイブしてみた跡。すっころんだようにしか見えない。もしくは殺害現場

在る程度の深さまでいくともう凍ってしまっていて、埋まるほどの積もり方じゃなかったのが残念。
手袋填めていなかったので手が冷たかった。けどそれ以外は意外と冷たくなかったです。


※TIPS 『氷上』を入手しました

02/27 10:00 宿出発、信濃大町へ

10時をそこそこ過ぎた頃、宿をチェックアウト。
スキーで足腰に一寸キテる感じの中、荷物持って雪道は結構クるものが。
荷物が無ければ、雪の木崎湖一周とか云いだしてみたかったんだが 荷物が無ければ 。

巡礼奇行なだけに多分 云いだしたら引かない 気がして言い出せないヘタレ。俺。いやマジでカンベンして。＿|￣|○


結局電車の時間も合わず、タクシーを呼んで信濃大町まで。

さて、それからどうするか。大町まで来ても、松本行きの電車は来る気配がない。
幸い道路には雪も残っていなかったので、そこからはレンタカーを借りて松本へ向かうことにしました。

で、折角だから城山公園、旧制松本高校を廻って行くことに。


※TIPS 『田舎の時間割』を入手しました

02/27 12:26 城山公園・高台

公園ついたー


不慣れな道を大町からやってきてカーナビに「城山公園、それから松本駅」って入力したつもりが「城山公園経由で松本駅」って道案内されて
肝心の城山公園を横目にスルー して市内へ入りかけた挙げ句
前々回来た時と同じ道を同じように間違えて 袋小路へ突入したりと
あーもう いろいろあったけど 到着ですよ！


＿|￣|○


車を停めて展望台へ。

うわー 相変わらず良い眺めですよ
松本市と南アルプスの山々が一望できて凄く気分が良い。いい天気で良かったにゃー
以前は上にも巡礼ノートがあったと思ったのですがいつのまにか無くなっている。

いつも予定と順路の都合上、お昼くらいにここを訪れることは無かったので
心地よい日差しの中で景色を眺めながら暫くまったり。


さて、ここに来ると思い出すのが 初回巡礼の悲劇
っていうかここからの散歩コースで山の上にある高台に向かったのですが普通に山道だったので 運動不足にはいろいろと……ねぇ？

＿|￣|○

しかしこんな早い時間にここまで来ているのも滅多にない。しかも良い天気。
元気な奴らは逝く気まんまん。

とりあえずぐったりしてるのが約一名。


で、ふと誰かが気づいた。
「このハイキングコースって、向こうの公園に繋がってるんだね」

あ。
「じゃ、折角だから向こう側から登ってみよう。そっちのほうが高台まで近そうだし」

ということで、俺とChilさんは車でアルプス公園に向かい、そちらから高台を目指すことにした。

「多分ウチら(散歩コース組)が到着するほうが遅いと思うから、ついたら連絡して」


んで、とりあえずアルプス公園に向かいます。
……思ったより離れてる。道が狭くて速度が出せない所為もあるけど、
到着したのは20分くらい経った頃。

そして丁度そのタイミングで山茶花さんから連絡が入りました。
「ウチら もう着いた けどそっちどう？」


はえー　ペースはえー


前はなんか 一時間くらい 掛ってた気がするんだが気のせいだろうか。
まぁ最初はどれくらい掛るか読めなかったし……長く感じただけ。


「とりあえず登り口探します」「じゃ、暫くここ(高台)にいますわ」
公園のほうに向かって散歩コースへの入り口を探す。 何処にもない。 案内板にも見あたらない。

山茶花さんに連絡。
「すいません見つからないです。どこだ……」
「とりあえず祐さんがそっち向かったから合流して」

了解。


祐さんが出てきた道を確認すればOKというわけか。そのほうが早そうだ……って
なんでもう居るの？　ゆうさん


ちょいちょい、と自分の降りてきた坂道の上を指で示す祐さん。
そこに見えるは三つの影。

「あー……全員来ちゃったんですか」まぁ時間喰ってたしなぁ……

「 いや違う。あそこが高台 」







うそん




マジか……！？
前々回、あんな苦労してたどり着いたところから、 余裕で車道が見える なんて



失礼だが半信半疑でその坂を登ってみると 確かに。



うわ。汗だくになった苦労とファンタジーが崩壊する瞬間ですよ助けてママン



いやもうなんつーか マジでー って感じの脱力感を伴いつつ、そこからの景色を眺める。
いいさ、 景色は苦労して登った分だけ価値を伴う んだから！



＿|￣|○
でも二年越しに気づくと流石に喜劇だなｗ


※TIPS 『高台2003』を入手しました
※TIPS 『吊』を入手しました

02/27 14:20 松本高校リターンズ

というわけで今回二度目の松本高校。
今回はここで全員揃った記念写真の撮影です。
奇しくも松本高校に始まり松本高校に終わる。


記念写真を撮った後、遅めの昼食を採ることに。
食事時がちょうど車で移動しているときと城山公園のあたりに重なってしまったので、今日はまだ昼食を採っていなかったのです。
アルプス公園で軽食採ってもよかったんですが冬季休業中だったので……


最初は駅弁でも買って帰りの電車でもいいかという話もあったのですが、
「まだ時間に余裕ありそうだし、せっかくだから構内の喫茶行ってみない？」

ということで、記念館の中にあった「コーヒーショップ　花月」にGo。
流石に団体での席は用意されていなかったので、3人ずつ分かれて席に着きました。
奥で別の会合があったみたいなので、それでまとまった席が使われていたのもあるのかな。


まぁここでは軽くサンドイッチと珈琲あたりで雑談して程度ｋ メニューに見える「カツカレー」の文字
「すいませんカツカレーください」


うおお、なんか普通にボリュームがあるんじゃコレ

見ると 喫茶軽食と思って油断したのか 他の皆も結構な量の食事が運ばれてきている。
改めて目の前にあるカレーライスを見る。なんか妙に タマネギが多い 。
カレー自体は普通程度の辛さでなかなか美味いし、カツもさくさく歯切れが良く良い感じ。

んむ、 散策疲れで小腹が空いたら満タンにしてくれるということだな！


予定外にも 普通に食事をしてしまった 一行は店を出ると車に乗り、松本駅へ向かう。
あとは電車に乗って帰路に着くのみ。今回の巡礼奇行もここでお終いです。

02/27 15:50 松本駅　帰路

というわけで、駅に到着。
名古屋方面の電車はまだ随分と後なのですが(具体的には 一時間くらい後 )
東京方面の電車は丁度もう暫くすると到着するという時間だったので、ここで解散ということになりました。

簡単に挨拶をしてそれぞれの帰路に着く我々。おつかれさまでした。


※TIPS 『爆睡民』を入手しました

02/27 END 三日目　終了

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※TIPS 『おつかれさま会』を入手しました

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02/27 TIPS 氷上

朝起きて窓の外を見ると うぉぉ、木崎湖に氷が張ってる



残念 ながら ダイブしたら割れてしまいそう なので 氷上滑り は断念。







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02/27 TIPS 田舎の時間割

「んで、電車の時間は何時っすかね」
「ええと次は10時25分ころらしい あーあれあれ。今見えてるやつ 」


………………


見送る一同




「……次は何時っすかねー」
「 1時ちょい前 くらい？」
現在時刻、AM10:30くらい













「 タクシーっ！ 」







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02/27 TIPS 高台2003

「というわけで登ってみよう」



折角だからと登り始めたハイキングコース。
体力がきっと常人並が二名。
やけに張り切ってる のが二名。


もう帰りそう なのが二名。


最後の二人は目を離すと戻るどころが動く気がなくなりそう であるけれど、
なんとかして目的地と思われる高台までたどり着く。


あー良い景色だー
誰一人欠けることなく目的地までたどり着き、皆で満足げに景色を眺める。
少々はっちゃけてる輩 も居たのはご愛敬
いやぁ、へばってた奴もベンチに腰掛け絶景を眺めて 感無量。





そして坂道は下りもきっついことを思い知る一行 であった。いやマジで。＿|￣|○







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02/27 TIPS 吊

「………………」





「………………」





クマーーーーっ！！！？







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02/27 TIPS 爆睡民

……帰路についたはいいが、やっぱり帰りの電車は ほぼ全員が爆睡




一人遺された Chilさんが俺に 全員が爆睡してる様子 を送ってくれたが、
勿論俺も寝てる ので返答できませんでした。
ごめんね。ちなみに 祐さん俺より先に寝てた の。ごめんね。



(´･ω･`) ＜ 一人取り残された人







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02/27 TIPS おつかれさま会

と、 いうわけで今回も無事終了です。
巡礼というよりもむしろスキー旅行みたいな感じでしたが、
結果として 楽しい旅行だったので 良し なのです。



し かし、スキーなんて何年ぶりか。
ボーダーなみに転げ回った 当人としてはもう
複雑骨折しなかっただけで救われた ようなものですね。ははは。
でも初心者コースでは普通に滑れましたよ。それはカラダが覚えてくれていたようです。 ホントですって！
スキー場については、人が密集しておらず雪もがっつり積もっていて なにより巡礼地から電車一本 という
最好条件 の揃った場所ですから、もしかしなくても 来年も居そう な気がしてなりません。
費用もそこまで無茶じゃなかったし。うん。



麻雀勝負 について。
実は10月の日記には 次回は麻雀勝負！ ってあったのですが、
今回は車ではなかったので牌を持って来るのが困難だったため行いませんでした。

代わりに「麻雀格闘倶楽部」やってた。

でも ROMが一枚 しかなかったんで 俺一人用


速攻、敗けた


＿|￣|○



雪 見で露天風呂のこと。
これは目的が達成できて善哉善哉。
でも気分良すぎで アタマ凍り付くまで入ってた のはアレだと思いました。
でも多分次もやります＜懲りてない



さ て今回も 殆ど突発的 な思いつき、突発的予定で進んでいた感がある旅行でしたが
参加された皆さんおつかれさまでした。
突発的というか その場で決定することが決定している 感じなので 俺の中では予定調和

ははは。ごめんなさい。ははは。


＿|￣|○


そんな中、 それでも事前調査を進めてくれた Chilrel氏には感謝。
ていうか ありがとうございますごめんなさい



と いうわけで次回は 「雛見沢綿流し祭前夜！　境界線は6/20」 とか銘打ってお送りしたいと思います。
多分ひぐらしネタで綿流し祭。地酒の美味しいところです。以前は日帰りだったけど 今度は安心だ！ 　＜何
本当は19、20、21と逝けるといいんだけど、20、21が平日なんだよなぁ……19と、かろうじて20だけになるかなぁ……

まだ具体的には何も。そんなんですがよろしく御願いします。それでは。







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参考リンク
すこしふしぎ　はちみつ巡礼ガイド
「おねがい☆ティーチャー」舞台訪問　〜軽井沢編〜



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