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2005年07月27日

[小説] Missing5 目隠しの物語 (甲田学人)

 み ん な つ れ て く
目隠しと銘打ってあるのだけれど、実際には有名すぎる降霊儀式

 「こっくりさん」

に似せたものの物語。

あの儀式自体も、無意識のうちに動かしてるとかなんとか云われるけど、
そういうものとは関係なしに、参加者が
「ホンモノがキタ」と思うことで、ホンモノがくることになるのだと思う。


まぁそんなことは関係なしに来ますが、ホンモノが。


武巳と稜子は放課後に、こっくりさんに似た降霊儀式に参加。
その日を境に、参加メンバーの元には奇怪な事象が起こる。
「そうじさま」と呼ばれるその子に連れられて、目隠しをされ手を引かれていく者たち。

魔女の意志が怪異と成って、生徒に染み渡っていくような広がりを見せ、
それに侵された者は何処かと消えていく。
そして、昔に手を引かれた子どもは、他の誰かの手を引きに還ってくる……

投稿者 kagerou : 2005年07月27日 01:33

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